キラキラ輝く鱗:絵本「にじいろのさかな」原著&年少版のストーリーの違いと選び方 - こそタネ

キラキラ輝く鱗:絵本「にじいろのさかな」原著&年少版のストーリーの違いと選び方

にじいろのさかなレビュー 絵本

スイスの作家マーカス・フィスターによって生み出された「にじいろのさかな」は、世界中で3000万人の人々に愛されている絵本です。なんと、オバマ前大統領もホワイトハウスで読み聞かせを行ったことがあるほど。国内でもテレビ番組で紹介されるほど人気で、特にミキティが愛読していることで知られています。

なぜ、この絵本はこれほどまでに多くの人々に愛されているのでしょうか?その秘密を探るべく、美しいイラストやテーマなど、にじいろのさかなの魅力を深堀りしていきます。また、年少版との違いについても解説していきます。

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ストーリーから学ぶこと:友情、共有、自己肯定感

にじいろのさかなの物語は、美しいイラストだけでなく、子供たちが成長するために大切なことを教えてくれます。友情の大切さ、分け合うことの大切さ、そして自分自身を大切にすること。今回は、この絵本から学べることを深堀りしていきます。

  • 友情の大切さ
    にじいろのさかなは、最初は自分の美しさを誇り、他の魚たちと仲良くしようとしませんでした。しかし、孤独を感じた彼は、友情の大切さに気づきます。この物語は、友達との絆がいかに大切かということを教えてくれます。
  • 分け合うこと(共有)の大切さ
    にじいろのさかなは、自分の鱗を他の魚たちと分け与えることで、喜びを感じていきます。この経験を通して、何かを共有することの喜びを学ぶことができます。
  • 自己肯定感
    にじいろのさかなは、自分の違いを受け入れ、それを活かすことで、自信を持つようになります。この物語は、子供たちに自己肯定感を育む大切さを教えてくれます。

にじいろのさかなの物語を通して、子供たちは、自分自身を大切にし、周りの人たちと良好な関係を築くことの大切さを教えてくれます。

年少版の違い:ストーリーと年齢層に合わせた選び方

「にじいろのさかな」には、より小さな子ども向けにストーリーを簡略化した年少版があります。美しいイラストはそのままに、より手軽に楽しめる年少版ですが、原著との間にはいくつかの違いがあります。今回は、年少版と原著版の違いを詳しく解説し、お子様にぴったりの絵本を選ぶためのヒントをご紹介します。

2歳から楽しめる!『にじいろのさかな』年少版の魅力

年少版は、原著の美しいイラストをそのままに、ストーリーをよりシンプルにまとめた絵本です。

  • 手軽に読める
    ページ数が少なく、文字も少ないため、小さな子どもでも飽きずに読み進めることができます。
    原著版:24P、年少版:17P
  • 低価格
    原著よりも価格が抑えられているため、気軽に購入できます。
    原著版:1980円、年少版:660円※2024/11時点
  • 持ち運びやすい
    サイズが小さいため、外出先でも手軽に読むことができます。 また小さいので夜寝る前の読み聞かせにも最適です。

これらの特徴から、まだ2~3歳くらいの小さなお子さんや、夜寝る前に短いお話を読んであげたいという方におすすめです。

注意:年少版で物足りないと感じるポイント

年少版は、原著のストーリーを簡略化しているため、以下の点が挙げられます。

  • ストーリーの深みが足りない
    原著が描いている心の葛藤や成長過程が、年少版では簡略化されているため、深い感動を得にくい場合があります。
  • メッセージがストレート
    原著では、より複雑な人間関係や心の動きが描かれていますが、年少版では「物を分け与えることは良いこと」といったメッセージがストレートに伝えられるため、子どもによっては抵抗を感じる場合もあります。子どもに読み聞かせる際には、この場面で魚の気持ちを補足してあげると理解が深まります。

口コミから分かる!にじいろのさかなの魅力

多くの読者から寄せられた口コミを分析すると、この絵本が愛される理由として、以下の点が挙げられます。

  • 美しいイラスト
    「キラキラの鱗が本当にきれい」「絵本の世界観に引き込まれる」など、視覚的な美しさへの賛辞が多数。
  • 心に響くストーリー
    「友情の大切さを教えてくれる」「自己肯定感につながる」など、深いテーマが読者の心に響いています。
  • 子供だけでなく大人も楽しめる
    「大人になって読み返しても感動する」「親子で一緒に楽しめる」など、年齢を問わず楽しめる点が大きな魅力。
  • 様々なテーマが込められている
    「友情」「分け合うこと(共有)の大切さ」「自己肯定感」など、多面的なテーマが読者一人ひとりに異なる学びを与えてくれます。

具体的な口コミ例

「我が子がこの絵本をとても気に入っていて、何度も読み返しています。キラキラの鱗が本当に綺麗で、自分もこんな風に輝きたいと願っているようです。」(3歳児のママ)
「大人になって読み返してみると、子供の頃とはまた違った視点でこの絵本を見ることができました。友情の大切さを改めて感じました。」(20代女性)
「年少の息子に読んであげましたが、自分のことを特別だと思っているところがある息子に、この絵本を通して何かを感じてくれたら嬉しいです。」(30代パパ)


これらの口コミからも分かるように、「にじいろのさかな」は、美しいイラストと心に響くストーリーで、多くの人々に愛されている絵本です。

まとめ

「にじいろのさかな」は、美しいイラストと様々なテーマが魅力の、世界中で愛されている絵本です。この絵本を通して、子供たちは友情の大切さ、自己肯定感、そして分け合うこと(共有)の大切さを学ぶことができます。

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この記事を書いた人
Mitsuru

2児の子を持つパパです。子育てで色々な壁にぶつかり、気になったことを発信していこうと思い、始めました。ブログは夫婦で運営しています。

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