「子供に英語の絵本を読んであげたいけど、自分の発音が心配…」 こんなこと思ったことはないでしょうか。子供の英語学習として絵本を読むことは理解力を上げたり、興味を広げることにとても有効です。英語の発音に不安でも大丈夫という記事もあるので、まず英語絵本の読み聞かせに興味がある方はまずはこちらを見てみてください。
※参考:発音に自信がなくても、英語の読み聞かせってやった方がいいの?
私は参考記事のようにとりあえずやってみようという気持ちにはなりつつもいきなり読むのはハードルが高く感じました。そこでYouTubeを活用することにしました。Youtubeを使うことで発音に自信がなくても、楽しく英語の絵本読み聞かせをすることができます。また、親にとってもお手本を聞くことで読み聞かせしやすくなります。そこで今回は、おすすめのYouTubeチャンネルを紹介します。
なぜYouTubeの読み聞かせ動画がおすすめ?
YouTubeには、出版社が自社の絵本を読み聞かせしている動画がアップされています。これらの動画を活用することで、以下のメリットが得られます。
- 発音の心配なし: ネイティブの発音を聞きながら、一緒に読むことができます。ネイティブの発音を自然に学び、英語のリズム感を養えます。
- 豊富なラインナップ: 様々なジャンルの絵本が用意されています。Amazonや楽天でランキング上位の絵本も公式から提供されています。
- 視覚的な刺激: 絵本を見ながら、ストーリーをより深く理解できます。また最初に動画で理解することで絵本を自分で読めるようになるのが速いです。
Youtubeの動画のため、以下のデメリットもあります。
- 広告が入る: 無料で利用するため広告が入ります。私はあくまで絵本のサポートして使っており、連続で動画を見せることがないので気にしていません。気になる方はYoutubeプレミアムなど広告がないプランへの加入が必要です。
- 子供が動画を見たがる: 子供から「動画を見せて」と言われてしまいます。私は、一回見せたらあとは「絵本を見ながら聞いて」とお願いしています。子供によりますが、絵本で動画と同じように楽しめるのですぐに動画をみることは、諦めてくれます。
著作権に注意して、安心して利用しよう
YouTubeの読み聞かせ動画を利用する際は、著作権に注意する必要があります。特に、一般の人がアップロードした動画の中には、著作権を侵害しているものも存在します。安心して利用するためには、出版社が公式に提供しているチャンネルを選びましょう。
※参考:絵本読み聞かせ動画、著作権侵害のケースも?出版社も対応に追われる
おすすめのYouTube公式チャンネル
著作権に注意しないといけない読み聞かせ動画は、外国の出版社だと英語で探す必要があり見つけるのが大変です。私も公式だと思っていた動画が非公式だったこともあるので、おすすめの公式チャネルとおすすめの英語の絵本を紹介します。
Nosy Crow
歌の要素が強い絵本が多く、子供たちが楽しく英語に触れることができます。「Nosy Crow Nursery Rhymes」というプレイリストで歌の絵本がまとめられています。『The Wheels on the Bus』のような定番の歌もあり、一緒に歌いながらページをめくるのもおすすめです。仕掛け絵本でもあるので、round and roundと言いながらタイヤを回したりすることで意味が理解しやすいようです。
その他おすすめの読み聞かせ動画
- Sing Along With Me: Twinkle, Twinkle Little Star – Nosy Crow Nursery Rhymes
- Sing Along With Me: Old Macdonald had a Farm – Nosy Crow Nursery Rhymes
- Sing Along With Me: Row, Row, Row Your Boat – Nosy Crow Nursery Rhymes
- Sing Along With Me: Incy Wincy Spider – Nosy Crow Nursery Rhymes
- Sing Along With Me: Happy Birthday – Nosy Crow Nursery Rhymes
- Sing Along With Me: Five Little Ducks – Nosy Crow Nursery Rhymes
- Sing Along With Me: Jingle Bells – Nosy Crow Nursery Rhymes
WORLD BOOK DAY
様々なサイトやAmazonでも評価の高い『Dear Zoo』など、人気絵本がたくさん揃っています。特に、「Share a Story Corner」というプレイリストでは、様々な絵本をゆっくりとしたペースで読み聞かせしてくれます。
その他おすすめの読み聞かせ動画
- My Presents (Share a Story Corner)
- Oh Dear! (Share a Story Corner)
- Bee & Me (Share a Story Corner)
- The Hueys in… The New Jumper (Share a Story Corner)
- Bing: Get Dressed! (Share a Story Corner)
- Ladybird Sing-along Rhymes: Twinkle Twinkle Little Star (Share a Story Corner)
- Ladybird Sing-along Rhymes: Five Little Ducks (Share a Story Corner)
Usborne
Usborneは、イギリスを代表する児童書の出版社です。「That’s not my Puppy…」は、Usborneの人気シリーズ「That’s not my…」の記念すべき一冊です。鮮やかなイラスト、触り心地のよい素材、そしてページをめくるたびに現れるネズミなど、五感を刺激する要素が満載。赤ちゃんも夢中になること間違いなしです。「Baby Books – Sensory, Touchy-Feely Favourites」というプレイリストでは同様の触って楽しい絵本が多数紹介されています。
デメリット
このチャンネルは音声がないです。絵本として触るだけでもたのしく、またシンプルな単語だけなので、読み聞かせに段々慣れてきたら挑戦してみてはいかがでしょうか。私は発音が難しい単語の場合は、Google Translateに入力して発音を聞かせています。何度か聞かせていると自分が分からなくても「これなんだっけ」って聞くと子供が教えてくれるようになりました。
その他おすすめの読み聞かせ動画
- That’s not my tractor…
- That’s not my pumpkin…
- That’s not my bus… buggy book
- Baby’s Very First Nursery Rhymes Playbook
- There There Little Bear
- Slide and See Unicorns – early learning skills for babies and toddlers
- Fingerwiggly Dinosaurs
ハリウッドスターが読み聞かせ:Storyline Online
出版社ではありませんが、ハリウッドスターが読み聞かせしてくれるチャンネルです。普通の会話のような速度で読み聞かせするので早く感じますが、ただ絵本を見せているだけではなく、映像もしっかり作成されており、まるで映画を見ているような高クオリティの動画です。
特にきらきら輝くうろこが特徴の「にじいろのさかな」がおすすめです。
キラキラ輝く鱗:絵本「にじいろのさかな」原著&年少版の違いと選び方
実際にやってみた!英語絵本読み聞かせ
最初は、動画を見ながら一緒に読み、子供に興味を持ってもらいました。一度動画を見るとその後は自分で絵本を持ってきて読んでいました。その後は、動画の音声だけを聞きながら、絵本を読んでいます。何度も繰り返し聞いているうちに、子供も私も自然と英語のフレーズを覚えることができ、動画なしで一緒に絵本を楽しく読めるようになりました。
まとめ
YouTubeを活用すれば、発音に自信がなくても、気軽に英語の絵本読み聞かせを始められます。ぜひ、今回ご紹介したチャンネルを参考に、お子様と一緒に英語の世界を楽しんでみてください。
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